フラスコの中に漂う

何だろうと覗き込む力を

2020-01-01から1年間の記事一覧

完璧という事について

わたしはしばしば、"わたしじゃダメなんだ"と思うことがあります。 しかし、よくよく考えてみると、人間誰しもがダメな部分があるわけで、別に自分だけがダメな訳ではないです。そんな事を言ったらみんなダメなんです。故にそんな事を考える必要は全く無い。…

アンチの話

この話はしたくなかったんですけど、その事を知らなくて誤解を与えるのもなんか違うな、と思ったので言及します。 1番始めのきっかけは、去年のミスiDでした。わたしは、個人的に自撮りをあげるのが余り好きではありません。芸術をやるのに、作者の見た目な…

買ったばかりの向日葵が枯れてしまったから

買ったばかりの向日葵が枯れてしまったから貴方がわたしの心の中にいるのか分からなくなってしまいました。ひらぐり ひらりです。 会社の人に、貴方のお写真を思わず調子に乗って見せてしまいました。わたしだけの秘密だったはずなのに。みんな格好良いと言…

アートとデザインのお話

"アート"という概念と"デザイン"という概念のお話です。(とあるフォロワーの方とお話した内容をほぼそのまま書いてます、悪しからず) アートといふものは、文学にしろ絵にしろ歌にしろ、結局は自己内対話の為になされるものであります。受け手が理解する為の…

ミスiDでリモートカメラテストをやるべきだという話

まず最初にこの文章は、挑発的内容になる事が考えられる事を明記しておきます。それでも伝えたいことがあります。結論としては、ミスiD2021のカメラテストはリモートを実装すべきだ、という話です。 まず、これは一例として聞いて欲しいわたし自身の話です。…

わたしが表現をやる理由

もちろん自分がやりたいからとか思いつく事を具現化したいから、みたいな、そういう理由も正直ありますが、わたしが最近思い当たった理由の一つをここに書きます。 わたしは好きな人が沢山いる人間です。しかしわたし自身があまりにも人間として未熟で、伝え…

今日見た夢のお話など

わたしはかなりストーリーの凝った夢を見る。凝りすぎてるので世界観に没頭してしまう。寝て起きてしばらくは、まるで自分がその登場人物の人生を歩んできたかのように錯覚してしまうほどだ。でもいつも起きてからは大体1時間もすると大抵忘れてわたし自身の…

もっと子供の頃の話を少し、

今思うと、とにかく嫌で扱い辛い子供だったと思う。 まず、死ぬほど身体が弱かった。"死ぬほど"というのは誇張ではない。実際数えきれないくらいには喘息による呼吸困難で死にかけている。幼稚園を留年しかけたくらい入院ばかりしていた。病室ではよく折り紙…

昔描いた夢で②

次の転機、わたしにとっての決定打は、高2の4月の終わりだった。 前述のガールズバンドで5月4日にライブに出てくれないか?と先輩に頼まれたのである。しかし、とにかく時間がなかった。メンバーは全員で4人だったのだが、yesが3人、noが1人だった。だけど先…

昔描いた夢で①

昔描いた夢でわたしは世界のフィルターでした。 中学生より前、わたしは歌が下手だと思っていた。他に上手い子がたくさんいたからだ。ピアノを習ってる子は当然音楽が出来るし、吹奏楽部の子も当然音楽が出来る。それ以外にも普通のJPOPを歌うには歌の上手い…

歪な球

人間というものは多面体である。 多面体の究極系が球である(例えば何となく正20面体を想像して欲しい)。さながら人間というものは歪な球である。多面的に見て初めてその人の人となりが見えてくる。一面からしか見ないと見方に偏りが生じる。偏りが生じるとい…

鏡といふもの

作品というものは己を写す鏡でしかなく、醜い己が映るか、美しい己が映るか、それだけの違いである。少なくともわたしの作るものはそういう体裁を為している様に思う。 誰しも己の中に美しい部分と醜い部分とを持ち合わせていて、その鏡が何を写すかは鏡の中…

ひとりぼっち反省会

自分がダメなところはなるべく治す努力をして生きていこうと思う。 そも人間というのは生来持ち合わせてる物と教育によって得た物とで出来ていて、生来持ち合わせる物というのもそれは脈々と受け継がれてきた物であり、それも教育も結局自分で得た物など何も…

洋画と邦画(虚構)

わたしは洋画の良さが分かりませんが、毎日家では洋画が流れていて、それを唯のBGMにして晩ご飯を食べます。邦画は、感情が揺さぶられすぎて疲れるのと、そうでなければ情報量が少なすぎる事に耐えられず飽きてしまいます。 先ずは君の存在を確かめる為に君…

自分なりの芸術論

先に断っておくが、わたしは美大や音大なども行ってないし行くような勉強をしたこともない人間だ。だからあくまでこれはわたし個人の考えであって誰かに押し付ける物でもなければ押し付けられた物でも無い。これを読む貴方はこういう考えの人間がここに存在…

誰にも届かなくていい手紙を書こう

誰かに言いたいことが山積みになってしまったけど山積みになってしまったから何も言えなくなってしまって、口を噤みました。だから誰にも届かなくていい手紙を書こうと思いました。 わたしはちょっと困った事に色んな障害があって、そのせいだけにするつもり…

子供の頃の話を少し、

わたしの両親はとても親バカで、欲しいものはある程度以上手に入ったし寧ろ欲しがるより前に与えられていた。 もっと言えば産まれる前から与えられすぎていた。所謂胎教である。母のお腹の中にいる時からクラシックを聴かされたり、美術館へ行ったり、絵本を…

ミスiD用に書いたけどボツにした文章

個性とは何だろう。自分とは何だろう。他人とは何だろう。そんな事を延々考えている気がする。他人と関わるのが好きだ。自分が見えてくるしその時だけはその人に最も近い他人になることが出来るから。だけどそこで見えてくる自分という物は余りに部分的で結…

こ・ま・み・オ・フ

今回はこまみオフのレポです。超面白い集まりだったんですがわたしのカスみたいな文章で面白さが伝わるか分からんけどとりあえず書きます わたしは朝7時に起きて9時半の新幹線に乗る予定だったんですが、あまりにも楽しみすぎて6時に起きて9時前の新幹線に乗…

ひらり

最近名前を自分に付けた。ひらり。 どうしようもなく名前を変えたかった。思い切り完全に違う名前にしてしまうか悩んだけど、余りにもわたしを、ひらぐりさん、と呼ぶ人が多すぎたので、やめた。それはそれで別に良いかと思ったのだ。新しい名前は、生まれ変…

勘違い

あー、緩やかに朽ちていくわたしの中の君の姿は、それでも鮮やかで絶対で、未だに好きだなあなどと思うのはどうしてなんでしょう、眠いなあ。 記憶というものは他の沢山の記憶や思想ででねじ曲げてしまうものですから、わたしの中の君は、ねじ曲がって、ねじ…