フラスコの中に漂う

何だろうと覗き込む力を

誰にも届かなくていい手紙を書こう

誰かに言いたいことが山積みになってしまったけど山積みになってしまったから何も言えなくなってしまって、口を噤みました。だから誰にも届かなくていい手紙を書こうと思いました。

 

わたしはちょっと困った事に色んな障害があって、そのせいだけにするつもりはありませんが、そのせいもあって他人に沢山迷惑をかけてると思うのです。だから、好きな人ほど、沢山関わった人ほど離れて行きがちで、それがとても悲しいです。わたしが彼らの事を好きなのは一生変わらないし、少なくとも過去の彼らの事が好きなのは一生変わらないし、ただ、わたしが悪かったし、それに気づかないのもまた悪いし、とにかくわたしが悪いのです。だから仕方ないのです。しかしそれを悲しいと思うのはまた当然の感情で、仕方ないとは言え、悲しいものを悲しいと思うな、というのは無理な話です。

 

わたしの脳味噌は秀でてる部分と劣っている部分とがめちゃくちゃに掛け離れていて、それがわあしの障害の原因なのですが、劣ってる部分は自分ではよく見えないし、他人から言われてもよく分からないし、とにかくよく分からない。それが受け止められるような人間ばかりではありませんから、そうしたらやっぱりわたしが悪いんです。

秀でてる部分は秀でてる部分で、それが出来ない人はやっぱりよく分からないし、他人から言われてもよく分からないし、とにかくよく分からない。他人を馬鹿にするつもりがなくても馬鹿にしてると受け取る人間も居ますから、そうしたらやっぱりわたしが悪いんです。

 

そういうわけで、そういう事が積み重なって、積み重なって、嫌になってしまうんだと思います。きっと。よく分からないなりにそうなんだろうなぁと思ってます。でも、改善するのはすごくすごく難しいです。自分の理解の範疇外の事を求められてる訳ですから。言い訳みたいになっちゃいますけど、事実なので仕方ないです。学生さんに学校で習ってない用法を使って問題を解け、と言われても出来ないのと同じ事です。だからごめんなさい。本当にごめんなさい。ただ、あなた方が好きです。それだけ伝えたかったんです。本当は。

 

愛を込めて。